【「詰まんない」を連発する子供におすすめのお菓子作り】
突然、学校や幼稚園が休校、休園になると、「なるべく外では遊ばせたくない」と思う感染症が流行る時期は、親子の過ごし方に悩んでしまいます。
しかし、家の中にばかりいると、どうしても子供は飽きてしまい、「つまんない!」を連発します。 1日が終わる頃になると、多くのお母さんたちはぐったりしているかもしれません。
そんなときこそ、親子で楽しく子供が遊び感覚でこねたり混ぜたりしたくなるお菓子作りがおすすめです。
お母さんが近くで見守りながらできる、火を使わないレシピにすれば安心です。すぐに揃えられる材料で私が作ったレシピをピックアップします。 時間があるときに、ぜひチャレンジしてほしいものです。
【切り餅を使ったモチモチの大福】
15分で簡単に作れる切り餅を使った大福は、1つで2個作れる切り餅が、トロトロ、モチモチの大福に変身します。
大福2個分の材料は、あんこ80g、片栗粉適量、切り餅1個、水大さじ2、砂糖大さじ1です。
切り餅と水、砂糖を入れた耐熱ボウルにラップし、500wの電子レンジで2分加熱します。
熱いので気をつけてレンジから耐熱ボウルを取り出し、餅と水分をなじませ、滑らかになるまで麺棒で混ぜます。
片栗粉を振るったバットに餅を移し、指で触れるくらいの温度に冷まします。
指先に水をつけて、半分に切った餅を伸ばすときのポイントは、中央を厚め、端を薄めにすることです。
40gずつに分けたあんこを餅の上に載せ、餅の端を中央に寄せて、摘むようにくっつけ、引っ繰り返して形を整えたらでき上がりです。
【モチモチ大福の応用編】
切り餅を使った大福の応用編も作ってみました。
おすすめのクリームチーズとイチゴを使ったイチゴ大福は、あんこにイチゴの酸味とクリームチーズの滑らかさがプラスされ、より美味しく食べられます。
あんこが苦手な方の応用編として、あんこをチョコレートに変えたチョコバナナ大福にアレンジしてみました。 ホイップクリームとバナナ、ココアパウダーが、餅にマッチした癖になる味に変身します。
【自家製バターも作れるレーズンバターサンド】
以前私がお土産にもらったお菓子のレーズンバターサンドも、とっても簡単に再現できてしまいます。 魅力は生クリームと塩だけで自家製バターが作れることです。
レーズンバターサンドの材料は、脂肪分40%以上の動物性生クリーム200cと、塩小さじ1/3、レーズン10gです。
バターを作る前に、冷やしておいた生クリームを、フードプロセッサーでかくはんさせます。
固まりができてきたら、塩を入れ、さらにかくはんし、市販のバターくらいの固さにします。
ザルの上に載せたキッチンペーパーの上に、かくはんした生クリームを載せ、水気を切ります。
水気が切れたらレーズンを加え、ゴムベラで混ぜ合わせたあと、お好みのクッキーで挟んででき上がりです。
応用編として、粗くみじん切りにしたクルミをアクセントに入れても美味しいです。 冷凍庫で3日間保存できる自家製バターを多めに作れば、ほかのお菓子にも使えます。
【炊飯器で作れるチーズケーキ】
ケーキ型やオーブン不要のオレオブルーベリー載せチーズケーキは、何と炊飯器で作れます。
オレオブルーベリー載せチーズケーキの材料は、クリームチーズ200g、砂糖かきび砂糖50g、薄力粉大さじ3、卵2個、ブルーベリー80g、無糖のヨーグルト150g、オレオ6枚です。
ボウルに入れたクリームチーズを、滑らかになるまで混ぜます。 滑らかになったら砂糖を加えさらに混ぜながら、溶いた卵も少しずつ加えます。 さらにヨーグルトと薄力粉を加えて混ぜたあと、薄くサラダ油を塗った炊飯器の内釜に、流し入れ、白米モードで炊飯します。
しばらくしたら生地の具合を確かめ、竹串に生地がくっついてこなければOKです。
冷めたらお皿に引っ繰り返し、砕いたオレオとブルーベリーを載せたらでき上がりです。 オレオのザクザクとした食感が、ヨーグルトの風味とブルーベリーの酸味によく合います。
炊飯器を使ったケーキの作り方をマスターした私は、応用編として、ガトーショコラやタルトタタン風のケーキも作りました。
【甘いものがほしくなったときの味方レンジで作るクッキー】
突然甘いものがほしくなったときにぴったりな、レンジで作るクッキーの2~3人分の材料は、バター大さじ2.5、薄力粉大さじ8、砂糖大さじ3です。
レンジでバターを溶かしている間に、ビニール袋に入れた薄力粉と砂糖をよく混ぜます。
混ぜている間に破れてしまわないように、袋は二重にしておきましょう。
溶かしたバターを加えた袋を揉み込み生地をまとめたあと、クッキングシートを敷いた耐熱容器に形を整えた生地を載せ、500wの電子レンジで2~2分30秒加熱します。
粗熱が取れたらでき上がりです。 バターをマーガリンに変えても美味しいです。
【まとめ】
どれも火を使わず、少ない材料でできるお菓子を紹介しました。 お菓子作りに興味を持ち慣れてきたら、お母さんはそばでそっと見守るだけにして、子供に全て任せてみるのもよいかもしれません。
基本の材料を好きなものにアレンジした、新たなお菓子作りに親子でチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。
お菓子作りを通して、作って食べる楽しさを教えていきたいものです。