WordPressのサーバー移転で発生するGoogle reCAPTCHAのエラー

今回最も頭を抱えたトラブル”Google reCAPTCHA”

次にGoogle reCAPTCHAの不具合です。これに手を焼きました。
「サイトキーのドメインが無効です」というエラーに遭遇するのです。

実のところ、Googleのアカウントも新規で作っているので、すでに新しいドメインの分を新規で作り直しています。
それで新しいサイトキーが発行されているので、それをWordPressのプラグインで設定しておいたのです。
しかし、これがどうも反映されていない。

Google Chromeの検証機能で原因を探ってみると、移転前のreCAPTCHAサイトキーが残留していることが分かった所まではすぐに分かりました。
問題はこれをどう新しいサイトキーに書き換えるかということ。
(古いサイトキーに新しいシークレットキーなので合わなくてエラーが出るのは当然の結果です。)

古いサイトキーはどこから呼び出されているのか

CSSやJavaScriptなどをチェックしても一向に古いサイトキーを引っ張っている場所が分からない。
データベースにアクセスしてもデータベース内に古いサイトキーが入っている項目も見当たらないのです。

延々と彷徨った挙げ句、プラグインの設定を洗い出すことにしました。
するとcontact form 7のサイトキーの設定が古いサイトキーを保持していたことが判明し、これを修正することで解決されました。

ただ、疑問に感じたのはcontact form 7でGoogle reCAPTCHAを設定しているのは問い合わせページのメールフォームのみ。
それがなぜサイト全体にGoogle reCAPTCHAが及んでいるのかという点。

そもそもcontact form 7自体はメールフォームのみに適用していたので、サイト全体で「サイトキーのドメインが無効です」という表示が出ることに対してcontact form 7がサイト全体に及ぶとは想定していませんでした。
設定を確認する上で盲点になっていたのです。
 
またこれとは別にInvisible reCaptchaをログインページに導入する目的で入れています。
ここはまず変更していたため、ログインページ以外のサイト全体に「サイトキーのドメインが無効です」という表示が発生したのかと頭を抱えていたのが事の始まりだったのです。

今回分かったことでWordPress移転について注意点を挙げます。

①ロリポップの引っ越しツールはデータベース内の記述の変更処理まではできないので、別途記述の置換処理を行う必要があるということ。

②移転前に保持していたWordPressの設定やプラグインの設定は移転前の設定を保持したままなので、移転後にこれらを変更する必要があるということ。

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