表記ゆれとは
一つのコンテンツの中で、同じ語彙で異なる表記があることを「表記ゆれ」と言います。
「イチおし」と書いたり「イチオシ」と書いたりすることや、最初のほうで「美味しい」と書いたのに最後のほうでは「おいしい」と違う表記で書いたりすることを言います。
日数をかけて執筆していると執筆した日によって表記のしかたが違っていたりして気づきにくいところでもあります。
表記ゆれがあると文章がちぐはぐになってしまい、読みにくいと感じてしまうので気をつけたい所です。
表記ゆれにはこのようなものがあります。
- 送りがなによる表記ゆれ
「引っ越し」「引越し」「引越」のように送りがなの違いがあてはまります。
これは送りがなが違っていても成立する言葉では比較的よくある表記ゆれです。
- 文字の種類による表記ゆれ
「ねこ」「ネコ」「猫」のように同じ意味の言葉でもひらがな、カタカナ、漢字の違いがあてはまります。
表記ゆれの中ではよくありがちなのがこの文字の種類による表記ゆれです。
- 外来語における表記ゆれ
Body:「ボディ」「ボディー」「ボデー」
Versailles:「ヴェルサイユ」「ベルサイユ」
このような同じ語を元にしていても表記の違いがでてしまうものがこれにあてはまります。
- 英単語の表記ゆれ
can notが can’tと略さなかったり、略したりというように違ってくるなどがあてはまります。
表記ゆれの校正するには
Wordには表記ゆれを校正する機能が付いていますので一般的にはこれで対応できます。
一般的にはこれで充分です。
この他にもTomarigiというソフトウェアもあります。
Tomarigi(校正・推敲支援ツール) | PaWeL:日本語表現法開発プロジェクト-青山学院大学-
ダウンロードサイトはこちらです。
Tomarigi | PaWeL:日本語表現法開発プロジェクト-青山学院大学-